一部有志の懇親会(平成29(2017)年9月12日)

ねんりんピック秋田2017を終え、上京した岡地美晴さんに合わせ、井上勝会長より呼びかけがありJR錦糸町駅に5時集合、近くの料理店(夏目政夫さんより紹介・嘉悦園)にOB7名が集まりました。
参加者は、井上会長(3回生)、畔上浩さん、細野隆志さん、塚田英二さん、井田晃(以上6回生)、岡地美晴さん(7回生)、鈴木悦雄さん(9回生)です。
この日の話題は、8月11日に亡くなった林初男師範(大正3年生まれ、享年97歳)のこと、井上さん四段昇段、塚田さん五段昇段、ねんりんピックで岡地さんの加わった和歌山チームが準優勝の結果を残したことでした。林先生の訃報は、全弓連のホームページに掲載されました。葬儀には弓友会を代表して井上会長が参列しました。小川靖夫教務部長、玉城清剛さんにも会場であったそうです。
(林先生について)
S42年ごろ我が弓道部は体育会の同好会からクラブに昇格したばかりで、千工大内で何とかその存在を知らしめようと全部員が燃えており、春、夏、秋の合宿や大会前のすべての合宿は、八日市場にあった射学林道場で行われ、林先生と奥様には宿泊場所などの世話も大変よく面倒を見ていただきました。
今とは物価も違いますが1週間の合宿費が¥3500ということもありました。
振り返ってみると、林先生の指導の効があって、対外試合も好成績の連続でした。
当時林先生は40歳代後半、県立匝瑳高校の体育教師で教士七段であり、高体連で大変活躍され、飾らない人柄で熱心かつ指導力のある素晴らしい方でした。
八日市場市から千葉工大の弓道場まで軽自動車(マツダキャロル)を運転して指導に来ていただきました。
林先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。 井田晃
昇段審査あるいは称号審査において、林範士に師事と書けることの幸せを話し合いました。
ほぼ半世紀ぶりに昇段審査を受け見事五段昇段を果たした塚田さんは、練習再開時1か月は巻き藁のみに専念したそうです。林先生の指導のお陰により、藤沢の道場で1,2の手の内だと、自負していました。現在週3日ほど道場に通っているそうです。
チームを牽引してきた岡地さんは決勝ではその実力を発揮できず結果は準優勝でしたが、選手が互いに補い合うというチームならではの面白さがあると話していました。ねんりんピック2017秋田の次は、室谷さんの住む富山、その次は岡地さんの故郷和歌山とのことだそうで、弓友会の皆さんと会場で会いたいとのこと。ねんりんピック準優勝に至るまでの決勝 トーナメント表は「ねんりんピック秋田2017」(検索)から見ることが出来ます。
岡地さんは、学生時代全体練習の後、20射皆中したら練習を終えるという目標を自身に課していたそうです。練習を自由に行うことが出来た当時の練習環境を懐かしく話しました。
学生時代は、18キロ、20キロといった弓を引いていたが、リタイヤ後弓を再開する場合は、10キロぐらいから始めるのがよいのではないかという話がありました。
当時弓は¥5000以下で買えたが今は10万円ぐらいする。川田幸典さんのいる都城に弓の購入ツアーをするのもよいのではないかとの話も出ました。
前回出席の夏目政夫さんが今回欠席しました。熱海に転居したためとのことです。
以上 井田晃記 2017年9月18日